白内障の濁りを取り除き
白内障の濁りを取り除き、透明に戻す方法は、今のところまだありません。白内障の進行をある程度抑えるために、薬物療法が行なわれますが、症状が進行して視力が下がってくれば、手術をすることになります。網膜や硝子体などの状態によりますが、手術をすれば多くの場合、視力回復が期待できます。
白内障の手術ではまず、黒目と白目の境にあたる部分をわずかに切開し、水晶体の前にある膜をごく小さな円形に取ります。そこから水晶体の中身を乳化吸引し、空になった水晶体嚢の中に、今度は直径数ミリ程度の大きさの眼内レンズを折りたたんで挿入することになります。
白内障手術後の注意点は、どのようなものでしょうか?まず、転んだりぶつけたりしないように注意する必要があります。目を守るため、洗顔は1週間くらい避けたほうが良いとされています。歯磨きやひげ剃りなどをする時も、目に水がかからないように気をつけましょう。
白内障の手術後、数か月〜数年ほどしてから、また目のかすみを感じることがあります。これは「後発白内障」と呼ばれる症状ですが、治療には手術の必要はなく、レーザーを使って簡単に視力を回復することができます。後発白内障では、入院の必要もないことがほとんどです。
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